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STRAWBERRY MOON

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俺の愛 4

Category - 俺の愛







毎日が楽しかった…けど、苦しくて

毎日が幸せだった…けど、切なかった




隣にチャンミンがいるだけで心が満たされるけど
俺だけ置いていかれるような気がしてた


『いよいよ明日ですね?』

「あぁ…」

『緊張してますか?』

「………」

明日、俺は始めてコネを使って大きなオーディションを受ける

何も実績のない俺が受けれるようなオーディションじゃない

多分…俺は焦ってる
チャンミンに愛想尽かされるんじゃないかって




『何がそんなに不安なんですか?』

「またダメだったら、、チャンミンにも迷惑かかるし……」

『迷惑?僕は1度だって迷惑を掛けられた覚えはありませんよ。まぁ、強いて言うなら、靴はちゃんと揃えて欲しいとか、飲んだペットボトルの蓋はちゃんと締めて欲しいとか、歯磨き粉は真ん中から使わないで欲しいとか……』

「ちょっ!ちょっ、ちょっと!!」

『ふふ、、でも、僕にとっては…どれも愛おしいんで。迷惑なんてひとつもありません。』


愛おしい。
その言葉はダメな俺への気遣いの言葉だろうなって
…少し複雑だった
なんとなく、下に見られてるような気がして…

ただ……
こうして抱き締められてるぬくもりは大好きで…


「……チャンミナ……ありがとう。」


チャンミンの腕の中は安心した






次の日、チャンミンの仕事は休みだった

複雑な想いを抱えるオーディションへは1人で行きたかったけど
…チャンミンも一緒に来ると言ってきかなかったんだ


オーディション会場近くのショッピングモールで買い物をするというチャンミンと別れて会場に急ぐ

どこまでも子ども扱いされてるみたいだ

チャンミンはそんなつもりじゃないかもしれないけど



拳を合わせてオーディションに向かったあの頃とは何か違う

なにもか上手くいく。そんな気がしてたあの頃とは

何が変わったんだ?
違う…俺が変われずにいる、ただそれだけだ




会場入りすると、雑誌で見知った顔ばかりで、どんどん落ち込んでいく



…あの時の審査員にいた大手広告代理店のあの人から紹介されて、新生気鋭のデザイナーと数日前、顔合わせをしていた

〔ふぅん。成る程ね。君がチョン・ユンホくん〕

俺とさほど年齢の変わらないコイツが成功者

アジアを全面に出すファッションショーをひとりで開催するなんて、もっと年齢がいってると思ってた

〔うん。気に入ったよ。書類審査は通す。けど、その後は君次第かな〕

俺次第…
その言葉の意味を今日知った



〔へぇ。君、彼と寝たの?上手いでしょ彼。でも、渡さないよ?〕

「なっ。俺はそんなこと。」

〔しらばっくれるなよ。あんな質疑応答で通るわけねぇだろ?
…ランウェイ、無事歩き通せるといいね〕


ランウェイでのルールはある
ぶつかりそうになるのを綺麗に避ける術も習ってきたはずだった

でも…そいつは場慣れしてた
当たり前の様に颯爽と歩き、すれ違いざま…俺は派手に転がった

結果は至極当然、不合格

〔残念。だったね。チョン・ユンホくん?〕





悔しい…というか、どうしたらいいか分かんねぇ。
気付いたらチャンミンに電話をかけてた

『もしもし?』

「……どこ?」

『ショッピングモールの中ですよ?』

「…だから、、どこ?」

どんだけチャンミンに寄りかかってんだって言われようとも、チャンミンしかいなかった
俺が甘えられる相手は…

ショッピングモールの中を見回しながら歩く
チャンミン、チャンミン、チャンミンっ


『ゆのっ!』

「うっ、、」

人目も気にしないで胸に飛び込んだ
俺、俺、駄目だった…

『帰ろうか?』

無言で頷きチャンミンとタクシーに乗って、俺たちの家に向かった

電車で帰ろう…なんて言えなかった。



家に帰ってソファの上、抱きしめられると、悔しい思いが溢れて仕方なかった
「転んだんだ……、ランウェイ歩いてる時に……すれ違いざまに……足かけられて、、、」

『はぁ?それ審査員の人に言いましたか?』

「言ってない…」

『なんでっ!!』


言えるわけない。言えるわけなかった。
あいつに言われたことチャンミンに言ったら汚いだけの世界みたいに思われる

実力だけで頂点に立ちたい
俺は…


俺はチャンミンに抱きしめてもらうだけで…
ただそれだけで良かった







『ねぇ、ユノ?バイトを辞めて、レッスンを増やしてみたらどうですか?』

「えっ?」

『僕がサポートするから、、ね?』

「…………」


俺は…また、チャンミンの負担になる

ただ側にいる…それだけでいいのに
俺がこんなに情けないから…


「バイトは辞めないよ。レッスン代ぐらい払わないと……俺、ダメになっちゃうよ。」

『ダメになんかならないですよ。僕はユノに頑張って欲しいんです。』

「……今の俺は頑張ってないのか?」

『いや、そんな事は言ってません!』

「もういいよ。少し1人になりたい……」


頑張るってどういうこと?
結果が出なきゃ、頑張ってることにはならない…そういうことか?

チャンミンには、そう見えてるんだろうな




どんなにチャンミンが好きでも
こんなに愛していても

チャンミンを支えるどころか負担になるばかりで


どうして俺の気持ちはチャンミンには伝わらないんだろう……




自分の事でいっぱいいっぱいの俺は
チャンミンも悩んでいたなんて全然気がつかなかったんだ







合体(=´∀`)人(´∀`=) カウントダウン☆コラボ♡
チャンミンside➡︎『僕の愛』 byきらきらり

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昨日はポロポロっと弱気が←珍しくプレッシャー?
ふぅ〜(・∀・)僕猫なりに。僕猫らしく。←ぷっ

今日も読んでくれてありがとうね♡
脳内の子たちがいっぱい動き始めたよん♪
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2 Comments

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2017/08/12 (Sat) 16:38 | REPLY |   

僕猫  

僕兎さんへ

コメありがとう♡
あは(*⁰▿⁰*)しゅごうい、1ポチ競ってるのぉ?
ってか、競うほど早い人がいるのか…が疑問|( ̄3 ̄)|

そっか。僕兎も大切なひとの新盆だったのね。
僕猫もだ…(*´-`)生きてるって奇跡なのよね。って思う。
大切に生きようね♡

えっと、お話の方は不穏?
あららん?な展開?
切ないかもしれないけど、大切にしたいこと。
見つけてくれたらいいなん(`・ω・´)

きらりんの言いたいこと、僕猫の言いたいこと。
似てるかもしれないし、チョット違うかもしれない。
そこがコラボの醍醐味かな?(^-^)
楽しんで読んでね♡

2017/08/12 (Sat) 19:50 | REPLY |   

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