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STRAWBERRY MOON

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話はそこから始まる 7




あれ?もういない。
風呂から出たら、ダイニングは綺麗に片付いてチャンミンの姿はない。




なんだ。もう寝たんだ。
早いよなぁ。もう綺麗に片付いてる。


俺の部屋を覗くとドンへは高いびき…
喧嘩のタネを蒔くだけ蒔いて夢の中かよ。
幸せな奴。


コップ一杯だけ水を飲み、濯いでふせる。




そぉっとチャンミンの部屋のドアをあけ

「あれ?起きてんじゃん。なんの本読んでんの?」

ベッドに寄りかかりながら読んでた本を閉じる。

「明日観る映画の原作をちょっと読み返していました。ユノはどっちが良い?」

ベッドと下に敷かれた布団を交互に指差す。

「え?俺、下でいいけど。」

「じゃ。おやすみなさい。」

「…それ聞くために待っててくれたんだ。」

チャンミンのベッドなんだから、先に寝てれば良いのに優しいよな。



もそもそっとベッドに潜り込みながら俺を見上げる。

ヤバい。
ヤバいよ。このシュチュ…ヤバい。

「じゃ、電気消すな。おやすみ。」

慌てて電気を消して布団に入りこむ。

ヤバい。おさまれ!俺の息子!


なんだよ。チャンミンがベッドに入る姿見るだけでコレって。
俺、どんだけ煩悩に支配されてんだよ。

大きくひとつ息を吐く。



「ユノ?大丈夫?」

「ん?全然。大丈夫。」

「…ユノ…はさ。…あの……早く彼女欲しい。とか、ないんですか?」

なんでそんなこと。
チャンミンがどんな表情でそんなこと言ってんのか知りたくなって少し起き上がる。


枕に頬を押し付けて、大きな瞳は俺をジッと見つめる。
窓から差し込む月明かりに照らされて、瞳の表面がキラリと揺れる。

やっぱり綺麗だな。チャンミンは…
出会った頃は俺の方が背が高かったのに、いつの間にか抜かれ、かわいらしいだけの顔が精悍な顔つきになって…それでも、周りの誰よりもかわいいって思うような…そんな


「…俺はチャンミンと一緒にいる時間の方が大切だな。」

「ふふっ。またドンへさんに僕ばっかって言われちゃいますよ?」

言葉と裏はらな…なんでそんな切なそうな顔すんの?




「チャンミンは早く彼女欲しいの?」

しょうがねぇけど、嫌だな。

「…僕は…、今の所、ユノで手一杯ですね。」

「なんだよ。それ。」

「ユノはひとりじゃ、何も出来ないでしょ?」

「うっせぇな。まぁ…当たってるけど…」

またチャンミンの瞳が揺れる。
こんなチャンミン初めてで…不安になる。




「一緒に住む時に約束したじゃないですか。」

「ん?何?掃除当番だったら、やってるぞ?」

「じゃなくて、恋人が出来てもここには連れてこないっていう約束です。」

あぁ。あれか。俺にはそんな予定ねぇけどな。

「連れてこねぇよ。」

「じゃぁ。恋人が出来たら、ちゃんと僕に教える。っていう条件も足しても良いですか?」

「良いよ。じゃぁ、チャンミンも教えろよ?」

なんでだろ。消えちゃいそうに見えるなんて。
やっぱりキスマークだって勘違いしてんのかよ

ばっかだな。俺にはチャンミンが一番大切なのに…
チャンミンしか、、好きになれないのに…



「じゃぁ。明日、映画行くんですから、もう寝ましょ?おやすみ。ユノ。」

綺麗な瞳が瞼で隠れる。

チャンミンはドンへが言ってることとか気になったのかな?

「おやすみ。チャンミン。」



俺も横になる。
なんだかいつもと違うチャンミンに一抹の不安を抱えながら眠りについた。



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また節目の7000拍手を迎えることが出来ました。
とても感謝します(о´∀`о)

これからも、のんびりまったり変態に妄想を文字化出来たらなぁっと思ってます。
それにしては、エロんが全くないわね?
おかしいのだ(๑╹ω╹๑ )

今日も読んでくれてありがとう♡また来てね〜♪
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