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STRAWBERRY MOON

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話はそこから始まる 5






「ユノ!起きて!シャワーも浴びてないでしょ!」

んー。なんだかいつもより明るい。
目を開けると…
あれ?綺麗な部屋??

「ユノ!寝ぼけんじゃねーです。」

あぁ。チャンミンの部屋か。

「ほらっ。ユノ、シャワー。僕は朝食作っておくんで。」

「んっ。あ、サンキュ。」

チャンミンから手渡されたタオルと着替えを持って風呂場へ



はぁ。チャンミンは何とも思ってねぇってことなんだよなぁ。
いつもと変わらないチャンミン

一緒のベッドで寝てたっていうのに



全部を脱いで洗濯かごに入れて…
コレ忘れると怒られるから…んっしょ
全部ひっくり返したよな?

表のままだと毛羽立つだの、色褪せるだのって説教されるんだよ。

でも…チャンミンと俺の服
同じ匂いだぞ?いいだろ


って、あれ?こんなとこ虫刺され?


鏡に映った首元近くの肩の赤くなってる部分を触ってみる。

痒くも無いし、ポコッともしてない。
なんだろ?まぁ。いっか。




ぬる目に温度を調節してシャワーを浴びる
ついでに…

耳をすませると何か炒めてる音

なら大丈夫だよな。

息を殺して搔き始める。
んっ。はぁ…チャンミンっ

昨日の艶っぽいチャンミンの顔を思い浮かべるだけで
「ゅの…」って囁いた声を思い出すだけで

んんんっ。んっ。んっ。はぁ…ぁあ

排水口に向かう水に白色が混じる


ふぅ。ヤバっ。最速記録
これじゃ三擦り半じゃん

体洗って頭洗って…匂い、わかんねぇよな?


「ユノ。朝ごはん出来ましたよ。」

チャンミンの声にギクっとする。

「おう。もう出る。」

体を拭いて用意してもらった服を着るとダイニングに出た。




「ユノ?顔真っ赤。お湯ぬる目にしなかったんですか?」

「え?あっ、それより虫刺されの薬どこだっけ?」

テーブルの上には朝から美味そうなもんばっか並んでる。
さっき炒めてたのは、コレかぁ。
茄子の甘辛煮…うっまそぉ

「虫?なんかいました?刺されたの?ユノ。」

薬箱を持ち出して手招きをする。

「あぁ。痒くはねぇんだけど、ココ。」

Tシャツの襟元を少しひっぱって

「な?なんかに刺されたっぽい。」

「ぁ。ですね。」

いつもだったら、首元伸びるとか一言文句ありそうなのに、黙って薬塗って…絆創膏?

「かいちゃうといけませんから。」

なるほどね。チャンミンって気が効くなぁ。

「早く食べて、用意していきますよ。」

「おう!」


いつものように飯食って用意して一緒に学校に向かう。
いつもと違うのは、いつもより口数が…少ない?


「大丈夫?チャンミン疲れてんのか?」

「まぁ。そうですね。ちょっと疲れてます。」

「また論文の?じゃあ、木曜の映画やめとく?」

観たいと思ってた映画が今週木曜が最終日でチケットはとってたけど

「いきますよ。アレ僕観たかったんですから。」

「おっし。でも、無理すんなよ?」

「無理じゃねぇです。」


さっきまでの雰囲気とは変わって、いつものチャンミンだ。
俺もチャンミンと観たいし、よかったんだけど、なんだろ?なんか違和感。




一般教養は同じ教室だから並んで座る。
いつもの定位置だ。

「あっ。いたいた。ユノ!」

バタバタ走り寄ってきて前の席にドサッと座るとニカニカ笑いながら

「なぁ。まだ彼女いねぇよな?合コン行くぞ!」

コイツも中学からの腐れ縁だけど、大学に入ってからは終始こんな感じのドンへで、今度の合コンはフライトアテンダント?
どんなツテだよ。


「木曜なんだ。ユノが来てくれたら盛り上がるし。な?シフト表見たらお前休みだったからさ。ななな?行くだろ。」

「ばーか。その日用事があっからバイト入れてねーんだよ。」

「なんだよ。ユノ。大学入ってから彼女作んねぇじゃん。枯れてんなぁ。
あっじゃあ、チャンミンでもいいや。どう?綺麗なお姉様方だぞぉ?」

「うっせーわ。チャンミンと映画行くの!チャンミンもダメ。諦めろ。」


本当にもう俺は行かねぇって何回言えばわかんだコイツは。
しかもチャンミンにまで毒牙にかけようなんざ…

アレ?でも…チャンミンは行きたかった?
そういや。チャンミンも彼女…



「本当にお前ら仲良いよなぁ。同棲までして。」

「ルームシェアです!変なこと言わないでください!」

そんな全否定しなくたっていいじゃん。チャンミン…

「じゃあ。今度、俺も家呼べよ!な?一緒に飲もうぜ?ウチ飲み〜〜!決定だかんな。」

教授が入って来て、その話はそこで終わった。

でも…


‘いいんですか?映画はまた今度でもいいですよ?’

ノートの片隅にチャンミンが丸っこい字で書いてくる。

‘アレ最終日!お前は行きたくないの?’


すっげぇムカつく。なんだよ。お前は合コンに行きたいわけ?
イライラして足を揺する。
クッソ。ドンへのせいで、チャンミンが合コン行くっつったら奴シメてやる。


‘行きたいです。映画’

‘ならいいだろ。映画行くで’

‘了解’


前に目を向け、授業に意識を集中する。
じゃないと、イライラが続きそうだ。



俺に彼女ができた方が良いって
俺のことは幼馴染なだけなんだって
そう言われてるみたいで

そんなのあたり前なんだけど
でも、チャンミンにそういう風に言われると



すげぇムカついて嫌だった。







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ゾロ目揃い♡イきました(=´∀`)人(´∀`=)アリガト
ほわか〜っと、ユノくん片想い〜な感じですすんでますね_φ( ̄ー ̄ )レッドブルで頑張っています♪

あと7話くらい先でチャンミンくん視点になりそうです。
やっと聞こえてきましたが…結構、獰猛でした←え

今日も読んでくれてありがとう♡
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