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STRAWBERRY MOON

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音 54

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「…いつか絶対に、潰します。」






そう言った僕の言葉をユノは笑う。




流石に寒いからバスタオルを肩にかけ
フェイスタオルを水に浸し、ユノの腕の腫れを冷やした


そしたらなぜか

なぜか僕の前にちょこんと正座して
神妙な顔つきで話し始めるから

そんな重要なことか、と
僕も向き合って話を聞いてた…けど、






笑いごとじゃねぇ!

1度ならず2度までも、いや…号泣させたの合わせたらこれで3度目、


仏様だって怒るって言うんだから
怒ったって…、

あれ?仏の顔も三度までってことは、
…いや、そんなんどうでもいい。



あんな奴、この世から抹消したっていいくらいのことしでかしたんだ。クソ、



なのに、この、アホ助!は

こんなんなるほど腕を痛めつけられたってのに
…笑ってるし、


人が良いのも大概にしろ!と言いたい。







「こんな悪さする手なら2度と使えないくらいにしたって良いくらいです。」



「…ダメだよ。ヒョン、仕事の腕だけは良いんだから、」






…ヒョン、とか呼ぶなよ。
ったく、腹がたつ



電話はこないし
かけても出ないし

事故か何かか、と、何かあったのか?と
僕は本当に心臓が止まりそうだったんだ。



家からここまでの道筋、事故の跡がないか…なんて、ヤバイ想像を必死に打ち消しながら


生きた心地がしなかったんだかんな!



そこに車を見つけ少し安堵したけど
部屋の灯りがついてないから


焦って、


鍵のかかってない扉に
心臓が張り裂けそうなくらい、



強盗か?レイプか?…もしかして今日会ったっていう奴がおもしろがって、とか


いろんな不安が一気に押し寄せ
胸が押し潰されそうだったってのに!






…何があったかと思えば、

アレに待ち伏せされて、

散々泣かされてきたってのに
なんか様子が変で心配だったから…なんて





あんな奴、どうだっていいじゃんか!
すぐ気を許して、勝手口とはいえ招き入れて


そういう所がつけ込まれるトコだ!ってのに
あんたは分かってない!


この、大馬鹿者が!




…、ユノの腕は薄っすら赤い、
なんてものじゃない



螺旋を描くように紫や朱色の粒状の内出血
…相当な力で捻られたアト



凄く痛かったはずなのに、ケロっと笑ってんじゃねぇ!





腕だけじゃない。


そうやって心砕いた人間に裏切られるような事されたら心だって…、



なのに、
それなのにあんたは


ヒョン呼びとか勘弁してよ…マジで



アイツを殺したくなる。








冷やしてるタオルをギュっと押し付け



「なんなら、アイツのその腕ごと切り落としましょうか?
こんなアザつけられて笑うな!」



と毒を吐きまくる、
頭が沸騰してユノにまで怒鳴りつけてしまう。





…なのに嬉しそうに笑うとか…
大馬鹿ユノ…、





「怖いこと言うなよ、んなことチャンミンがする必要ないじゃん。」




「絶対に許しません!これは僕の権利です!
恋人をこんなんされて黙ってられるかっ!」




本当に、本当に、ムカつく!



どんな言い訳したって、アイツはユノを傷つけてばっか




何が大人の事情だよ。
どこが大人なんだよ。

ユノは中学生だったんだぞ?
どんな目に合うか考えてもしなかったのか?

連れて逃げることだって出来たろ?

それが出来ないんだったら
絶対にバレないようにするか、


最初っから手をだすんじゃねぇ!



って、
僕は怒りの感情真っ只中だってのに、



…ユノは益々嬉しそうに



蕩けそうな顔して…「チャンミン、」なんて甘い音で僕の名を呼び…、僕の膝に手をのせたくらいにして甘えてくる






「でもな?これでちゃんとヒョンと終われたし。な?」



だなんて、……まだ庇うのかよ、






「甘すぎます!ユノは、
…そんっなに、彼が大事ですか?」



ユノに聞いちゃいけない禁句


過去ごと愛すって思ってたって
この首元についてる爪のアトだって許せない



僕が付けた証にまで傷をつけやがった




戦線布告なら、受けて立つ

ありとあらゆる手を使ってでも



あんな奴、
絶対に、再起不能になるくらい潰す!








「チャンミンは…怒った声も綺麗だな。」



「はぁあああ?」



「怒った顔もカッコいいし、な?」





「…あんた、馬鹿ですか?
僕が言ってること、頭に届いてます?」




そんな僕の罵倒に
ふふ、っと声をあげ、こめかみのあたりを指先で掻く



…届いてなさそうだな、

この人の沸点てどこなんだろ?
まだ怒ったとこ見たことないけど…怒んのかな?




もう一つ、気になることは…、
扉を開けた瞬間に僕に飛びついてきたこの人


話してくれた以上のなにか良からぬことをされたんじゃ…、と

この傷たちを見て、ちょっと思うからで









「で?話して分かってくれたってことです?
まさか、キスとかされてませんよね?」



…僕が怖いのはそれ以上だけど
キスだって許せない。


そんなことしやがってたら覚悟しろ、
アイツの唇はバーベキューだ!
焼き切ってやる。







「…ん、あぁ、だいじょぶ。
キスはされてない。」



…されてないくせに、目を泳がせんなよ…



「キス、は、されてないってことは
なんかされたの?ん?ユノ。どうなんですか!」




「…ちょろっと、ココ、ほんの少しだけ
あ、なんていうか…、舐められた?」




指さす先は、僕が付けた証
その指がそこから首筋へと流れる




「なんで疑問形な上に、目が泳ぐんですか。」



「今度は舌を引っこ抜くとかチャンミン言いそうだろ?」





引っこ抜く、も良いですけど
ちょんぎりましょうか。


もう二度と言葉も発せないように








「なぁ、そんなことより…、な?
ちゃんと話したから…、なぁ?ちゃんみん、」




………、この人は、どうしてこうも





甘えきったように、
僕の肩に掛かってるタオルを引っ張り



近付いてくるトロンとした顔、




憤りでおさまってた下半身が
ヤバイくらいに反応してしまう


ゆのを求めてしまう


ダメだ……、
僕の言うこと聞いてくれそうにない昂り





思考では、もっとこの能天気お人好しなユノに説教しなきゃって思うのに、今すぐにでも僕をユノのカラダに刻み込みたくなる。


こんな傷なんか消え去るような、
僕にしか入り込めないソコに、僕の証を…と






「ゆの、もう二度とアイツとふたりっきりんなるな。」



「ん、仕事以外では会わない、から…」



「……、仕事でも僕がいる時だけです。
あんたはココから出るな。絶対に、」





「ん、わかったから。
なぁ、…もう、そんなんどうでもいいから、」






…どうでも、良くない!…




もぅ…、



ったく




僕が…、



もう二度と誰にも触れさせたりしなければ
いいか…、



ユノは、ユノだ。


何言ったってわかりっこない。



お人好しがそのまま服着て歩ってるようなもんだから…








「じゃぁ、今日は僕の言うこと全部聞いたら許してあげます。
すっごく心配したんですから。」



「ん。凄くごめん。
…言う事って、俺に変なことすんの?」




…、どうしようか。この人…
なんでそんなに、

口角をキュッとあげて、黒目がちなその瞳を少しだけ揺らして笑う




…いいよ。おまえなら、


そんな、こっぱずかしいことを言っちゃうし





「じゃぁ約束通り、僕が全部しますからね。
良いですね?」




「…汚ねぇし、おススメできねぇ、けど…」





ナカを洗われるって分かるとチョット不安気に

その仕草が僕の本能をくすぐってるって
思い知れ!この鈍感!





「ゆのは全部、僕のものですから。
NOはナシです!特に今日は絶対服従ですからね。」






自分で言って、ちょっと後悔する


自分のものとか…、ユノは、縛るものでもないのに







「ん。おまえのもん、か…
なんか…、すっげ、こしょばいな?」




本当にこの人って、





「…マジで、心配です。」




僕の言葉に小首傾げ、
ふわり笑うあなたには降参するしかない。


僕からも少しカラダ寄せ、
それだけで唇が合わさる




えらいのに惚れちゃったな。僕、






「お手柔らかに、な?チャンミン。」



「知りませんよ。そんなの。
あー。僕、めっちゃ心配したんだけどなぁ。」




「…悪かったって、。分かったから。」




チャンミンってば、結構Sだよなぁ。なんていいながら服を脱いでいく。



お互いババっと脱ぎ合うなんて
…色気ないかもだけど、




「俺、今、世界一幸せだから、」


そう耳元で囁き
シャワールームに足を踏み入れる


僕に「来い、」って言うように顔が動かして




「僕は宇宙一幸せですけどね。」



そう言うと、
唇尖らせて扉を閉めようとする「ズル禁止!」とかって叫びながら…、



もう、ユノは、ツボ過ぎる。




宇宙で一番優しい音を出すのはユノ
それをずっと隣で聞いていたい、


だから、僕は、
隣に並び立つために、早く大人にもっと大人になって力を持ちたい




だから、ユノ、
綺麗な音を聴かせてよ、僕だけに響かせる




甘い、あまい、音を
















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今日も読んでくれてありがと!…アレ?Rが付いてない。もしかして、僕猫の奴…と思った?
うん。僕猫の外身が全身筋肉痛ってくらい緊張の日々。マジでアーチストの方々を尊敬する。あ、学校の先生方も。僕猫、仕切り役、非常に…←人前苦手w
明日こそ!R、かな?…ナニするチャミ?
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3 Comments

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2018/06/01 (Fri) 14:48 | REPLY |   

しあん  

僕猫さん

そうだ そうだ!
チャンミンに激しく同意だわ!(`Δ´)
私が思ってたこと全部言ってくれた!

ほんと、「はぁあああ」 だわ!

でも、お陰で?私の胸に刺さっていた棘も
すっかり取れました(^-^)

この場面の二人、大好きだなぁ~

さてさて、
チャンミンのお仕置きは、、?

ゆの ファイティン!p(^-^)q

2018/06/02 (Sat) 02:01 | EDIT | REPLY |   

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2018/06/02 (Sat) 05:51 | REPLY |   

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