FC2ブログ

Welcome to my blog

STRAWBERRY MOON

Article page

嫌われる覚悟はできたか クリスマスSS4

※R18









チャンミナの熱を感じる。


俺がどんなに隠そうとしても、ちょっとした変化さえ見逃してくれない。


俺が迷ってること

それでも、
自分の限界に挑戦しようとしてること


もしそれを選んだら…、
離れなければならない時間ができること



どこまで気付いているのか、



でも、
俺もチャンミナの変化ならすぐ分かる。



こうして俺を抱くチャンミナが、切なげに見つめてくる瞳だけで







「ゆの、…いい?」

「…んっ、」


そんな聞かなくたって、もう限界だってわかってるって、

俺なんか何度イったかわからない。
息がかかるそれだけで、背中が震える。


それでも欲しくなるんだ。
もっと、もっと…、と



「ちゃんみっ、んっ、あぁ、」

「…ゆの、…、はぁ、すごっ」




拓かれ続ける、

あの時、清水の舞台から飛び降りる決心で抱かれることを選んだ俺だけど、案外間違っていなかったなって思う。


なんでだろう。
俺の中でチャンミンが震える瞬間
苦しいほど切なくなって

喉の奥の奥
胸よりもっと奥の奥

ぎゅぅっと掴まれて…、涙が目尻から流れ落ちる。


哀しいわけじゃない
幸せを感じるのに胸が苦しい

そんな俺の目尻に優しく唇を寄せてくれる。


たくさん肌を重ねても離れなきゃいけない瞬間だから、切ねぇのかな、



「…はぁ、はぁ、…ん。ゆの、平気?」

倒れ込むようにしてかかる重み


俺の肌を確認するかのように滑るおまえの掌が、欲の奥底に灯火を点し続け

ハマりきって抜け出せない。

いつだって求めて欲しくて…求め続ける。


なぁ、まだ離れたくないって言ったら…どうする?チャンミン…






「…まだ、足りない?」

「…んで?」



「なんとなく。」


ゆっくり抜けてくのを感じながら、喪失感に襲われる。



「ちょっと動けるなら、露天風呂入る?」


「ん、そう…だな。」


…流石にこれ以上は、俺的にもマズいか。


「してても、あんま意味無かったかな。」


ゴムん中にも結構溜まってるけど…


「ユノの抜けちゃってたね。」


いちいち報告すんなよ。エロチャンミナ。




ゴムを買ったまま入れてたビニール袋に周りのものを片付け入れ始め、



…こっちは息絶え絶えだっちゅうの。

そりゃそうか…、
どんだけ抱き合ってたんだか…
途中、意識、飛んでる部分もあるくらいだし



ちょっと経つとチャンミンが戻ってくる。

それだけで幸せ感じちゃうんだから俺は相当惚れてんだよな。





心配そうに覗きこみ、息を整える俺の髪を梳く手を捕まえる。



「…チャンミナ、…メリークリスマス。」

「え、今?」

「今で悪りぃかよ。」


「悪くないですけどね。僕には僕のタイミングってのもあって…、……はぁ、」


…にしたって、ため息つくとかってないだろ?



「さ、入りますよ。」

「って、俺には俺のタイミングがあるの!」


「不貞るな!」

「ふててねぇし…」


ちょっと不貞腐れたけど…

もうちょい余韻に浸りたいっていうか、
ちゃんと返事して欲しいっつうか、






「ユノ…、ごめんね。今のは僕が悪いです。
一緒に温泉入りましょ?気持ち良さそうですよ?」

「…先入ってろよ。後から行くし。」


「分かりました。」



…いつだってコレだ。

俺がちょっとでもへそ曲げるとチャンミナが謝る。

それでも俺は素直になれなくて、

そんな俺を少し放っておいてくれるから、
そのあと何事もなかったように受け入れてくれるから


俺たちはこうして続いてるんだと思う。





分かってはいても、男同士プライドがぶつかり合っちゃうってのは常で

隣にいて欲しいって思いつつ
甘えも出るし、ライバル心もあって


…つい無いものを比べちまう。

俺に持ってないもの、
…お互い、にか。その辺は、





ゆっくり起き上がって、窓の外に目をやると

部屋に備え付けの露天風呂からの湯気が流れてくる。


…行くか、
せっかくのクリスマスデート、だし、な



チャンミナにはチャンミナの思うとこってのもあったんだろうし、な、











「すっごい気持ちいいですよぉ。」


って、お前のその切り替えの早さが気持ちイイくらいだな…


「ユノ、洗ってあげましょうか?」


「…風呂どこじゃ無くなるから良い。」

「それもそうですねぇ。」



って、本当に打たれ強いな。こいつは…



…、それに助けられてきたんだよな。



俺だけスカウトされた時もすぐに背中押してくれて、
上手くいかない時も、変わらず信じてくれて

いつだって俺のことばっか優先させて…
実の父親に跡継ぎいないって知ったら医者目指して…


強いって一言で言っちゃいけないくらい、お前が繊細だってのも分かってる。





「ユノぉ。まだ泡流れてないとこありますよ?ちょっと、こっち…」


手招きされるまま湯船に近づくと頭から手桶で湯を流される


「んだっ。」

「騙されやすいんだから。ユノは。」


「おまっ、なんだよ。」




「騙されないように気をつけないと。ですよ?」



腕を引かれて湯船に浸かるけど…

それってやっぱり、チャンミナは気付いてるってことだよな。




「…明後日、あ、もう明日か…」

「ん?」


「明日のロス行きで、もしかしたら…っていうか、半年は向こうでドキュメンタリーロケ、みたいな感じでコンテスト受けまくる予定で。」

「ダンスの方で?」

「ん、まぁ…これでダメだったらダンサーとしてはリミットだろうって。」


「なら、やるしかないですよね。」


…でも、上手くいったらいったで…遠距離、だけどな。


「チャンス貰えて良かったじゃないですか。
上手くいくといいですね。」


「…俺は、寂しいけど、」

「僕もですよ?でも、このままより良いと思います。ユノにとっても僕にとっても。」


こうしてあっさり背中押してくれるって分かってたから言いにくかった。

でも…、黙ってたってお前が気づくってのも分かってた。



「とりあえずは今を満喫しましょ。
こうすると満天の星空みたいに見えますよ。」



雪が落ちてくるのを見上げるチャンミナの横にくっ付いて空を見上げる。



「ユノ、今日もありがとう。楽しいです。とても。」

「…そう言われると、まぁ、そうだな。」

「なんですか。それ。」



変な勘ぐりも良くするチャンミナだけど


…この感じが俺好きだな、



喧嘩も長く続かない2人だけの距離感



「出たらベッドの方で寝ましょうね。」

「…だな。」





この景色を2人で見られて、本当に良かった。




込み上げる想いについ…
その瞬間、視線がぶつかる、



チャンミンの頬に伝う雫は雪がとけただけじゃない…よな。

それなのに
凛としたまま、笑いながら


「…ゆのは泣き虫、ですね。」


だなんて…、
ぐしゃぐしゃに泣く俺の肩を抱いて、また空を見上げる。





その横顔は出逢った頃よりずっと精悍になったけど、瞳の中の力強さは出逢った時と変わらない。



その視線の先に見てるのは、いつだって俺の未来




だから俺は、頑張れるんだ…チャンミン









にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
ポチっと&拍手をありがとうございます♡
今日も読んでくれてありがとう(`・ω・´)
関連記事
スポンサーサイト

Category - 嫌われる覚悟はできたか

2 Comments

-  

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2017/12/19 (Tue) 00:04 | REPLY |   

僕猫  

う◯ぎさんへ

そう言って頂けると嬉しいです♡
そっか、あれは成功したあとのこの2人なのね( ´∀`)

2017/12/19 (Tue) 05:14 | REPLY |   

Post a comment